もし前回の記事をご覧になってない方は下のリンクから見てください。
sykrarely-emolga.hatenablog.com
はじめに
皆さんこんにちは、リーフタイヤ好きのレアリィと申します。今回はなんと約3年ぶりの続きの記事です。この記事ではver.2.2.1まで(2023/3/8まで)のカスタマイズのパーツの問題点を書いていきます。前回はテンプレカスタムとマイナーでもテンプレカスタムとまともに戦える、使いやすいカスタムを紹介してきましたが、今回はパーツごとの性能比較と、カスタム開拓好きの私ですら使いたくない弱いパーツとその原因を中心に書いていきます。
なぜこんなにも遅れたかといえば、もともと弱いパーツの改善案もセットで書く予定だったんですね。けどもその途中で「ああでもないこうでもない」と頭を悩ませてリタイヤしてしまって()。ですが、2023/3/9のアップデート、ver.2.3.0でなんと弱キャラ・弱パーツに6年越しの強化が入るというサプライズが！カスタムオタクとしてはこれは居ても立っても居られない！ってわけで旧ver.のパーツ論評に絞って公開しようというわけ。
発売6年経つゲームのアップデート案が任天堂さんに届くとは思いませんが、当方の理想を多くの方々に共有していただければ幸いです。なぜか私の願いが届いていますね。任天堂は神様ですか？？
・この記事はマリオカート8DX-ver.2.2.1(コース追加パス第3弾)までのものです。
・単に「スピード」「曲がりやすさ」などといった場合、基本地上での能力を表します。
・私が作った造語も含まれています。
・各パーツ比較表は、それぞれスタンダードカート・ノーマルタイヤ・スーパーカイトからの補正値です。
・この記事での画像はMario Kart Blog様、Mario Kart 8 Deluxe Builder 1.1, 1.4様およびSuper Mario Wiki様のものを使用させていただいております。
・抽象的な話が多いです。
・この記事は長いので、移動したいときは目次からワープがオススメです。*1
目次
軽量級キャラでも強いマシンと似たようなものにはできないの？
前回、テンプレカスタムからこのような疑問が生まれ、①②については
「別にテンプレのパーツ・キャラを使わなくとも十分強いマシンができるが、無視できるレベルでワルイージハナチャン(ワルハナ)の下位互換になりがちになる。」
ということで落ち着きました。
では③はどうでしょう？テンプレと呼ばれたワルイージハナチャン・ワリオパタテンテンは重量級でありながら操作性のいい重量級の加速重視カスタムになります。ということは キノピオとかノコノコである程度スピードを強化したカスタムにすればいいのでは？と思った方は多いんじゃないでしょうか？
結果はスピードも加速もミニターボも弱いカスタムになってしまいます。まぁもともと中量級でワルイージハナチャンに近いもの作っても下位互換気味になっていたので…。というのも、原因はいくつかあって、1つにはパーツの強い弱いがはっきりしているということがあげられます。
そこで今回は組み合わせたカスタムではなく、パーツ自体を中心に考えていこうかなと思います。
パーツのカースト分け
ここでカスタムに使うパーツをフレーム・タイヤ・グライダーの3種類に分けて、それぞれ
有用：あまり使われないけど、開拓次第でいい組み合わせができるパーツ
弱い：マイナス要素が大きく、使うメリットを見いだせないパーツ
と評価していこうと思います！私がよく見るMario Kart Blog様にもパーツごとの評価はありますが、参考にしつつ私独自の視点でも決めました。なお、同じ「強い」でも、左がより強めです。また、使用率が低くても同性能の別パーツ*2が使用率高いと強い扱いになることがあります。
バリエーションはそこそこのフレーム
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有用
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弱い
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こんな感じで、フレームは強いのから弱いのまで幅が広いです。下の画像を見ると、このゲームはウルトラミニターボをより出したいのもあって、やっぱりミニターボがプラスになっているパーツが強かったりします。上の評価が下の画像とかなりマッチしてますね！
人気フレームの使われ方ですが、加速、ミニターボ、反重力能力がほどよく高く扱いやすいハナチャンバギー系()を使うことが多いです。このパーツを基本・基準として、他のパーツを使うときは
・反重力能力を捨てて、ミニターボと水中スピードと滑りにくさを強くしたい→
・反重力能力を少し捨てて、重さを変えずにミニターボを上げたい→
・加速とミニターボは低くなるが、反重力スピードと重さを伸ばしたい→
・ハングオンバイクでカートやバギーとは一味違うレースをしたい→
・滑りにくさと反重力能力を少し下げて重さを上げたい→
といった感じです。その他のフレームが使われることは少ないですが、有用ゾーンまでは私もそこそこ強い組み合わせを把握しているのでそのうち紹介します。
偏りの激しいタイヤ
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有用
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弱い
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フレームもなかなかの格差ですが、タイヤはもっとひどいので、このシリーズを通して重点的に語ることになると思います。前回お話ししたように、ほぼローラータイヤ系が1強状態です。スピード系のフレームが一部有用扱いなのも、ほぼローラータイヤのおかげだったりします。
・スポンジタイヤ系
ミニターボは上がり、それでいて滑りにくいため決して弱いパーツではないのですが、少しリーフタイヤに劣り気味です。
・リングタイヤ系
曲がりやすさの高いスピードパーツで優秀ですが、ミニターボの低さがネックです。ミュートシティなど反重力コースに。
・ブロックタイヤ系
滑りにくいことで差別化こそできていますが、それ以外はリングタイヤに劣り気味です。
・ワイルドタイヤ系
滑りにくいマシンで戦いたいなら、ついでにミニターボ値の上がるスポンジタイヤでよい気がします。
・ゴールドタイヤ系
スピードパーツでありながら、反重力スピードがマイナスなのは致命的です。それでいて加速等操作性は悪く、使い勝手が悪いです。
・スリックタイヤ系
スピードと引き換えに操作性を大幅に削っており、明らかにマイナス要素が大きいパーツです。
適材適所なグライダー
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グライダーは空を飛ぶときに使うパーツなのですが、実はフレーム・タイヤで決めた大まかなステータスを最後に調整する役割があります。端数調整ですね。それぞれに役割がきちんとあるので、グライダーだけはどれを選んでも強いです。なお、この記事ではよくつかわれるかみひこうき系を基準に書いていきます*3。知っておくと便利なので、グライダーのみ詳細を載せておきます。
・かみひこうき系()
スーパーカイトと比べて、重さや地上スピードこそ下がりますが、加速やミニターボが高くなり操作性が高くなります。マリオカートスタジアムなど、グライダーを利用したショートカットに強いです。特に何もなければ基本はこれにすることが多いです。
・ゴールドカイト系()
かみひこうき系と比べて重さとスピードが上がります。ミニターボ値は少し下がりますが、ステータスでちょっとスピードが低かったり、これにすることで重さを整数値*4にできるときはおすすめです。
・パラフォイル系()
ミニターボ値は下げたくないけど、かみひこうき系だとおもさが○.75になってしまう時にオススメです。あまり重要視するステータスではないですが、滑りやすくなるのでご注意を。
。スーパーカイト系()
性能的にはゴールドカイトに劣り気味ですが、かみひこうき系の時よりスピードが欲しくなり、しかもゴールドカイト系でも重さが整数値にならないときならこれでも十分に使えます。
カスタムの組み方
今まで紹介したパーツたちからカスタムを作るとき、基本的にフレームとタイヤの組み合わせは
①強い+強い
②強い+有用
で合わせるのが普通になります。有用+有用で組んでしまうとミニターボ値などが足りなくなる可能性が高いのでお勧めしません。
弱すぎるスピードパーツ
ここまで読んだ皆さんならお気づきかと思いますが、全体的に見て、スピードを強化するパーツがものすごく弱いです。ここでスピードパーツとして代表的なBダッシュとスリックタイヤの能力を見てみましょう。
どちらも地上・反重力スピードや重さが上がり、加速や曲がりやすさ、滑りにくさが下がるんですが、スピードの増加幅に対してマイナス要素がかなり多くついてしまっているんです。具体的にはスピードが+0.50に対して加速や曲がりやすさ、ミニターボに-0.50程度の補正をかけるのが妥当なのに、加速・ミニターボには-0.75という低すぎる補正をかけてしまっています。この2つが必要以上に低いのは致命的な問題です。また、どちらもスピードパーツであるにもかかわらず水中スピードにもマイナス補正がかかってしまっています。このゲームは水中ゾーンこそ少ないですが、これではドルフィンみさきなど、水中メインのコースでただただ使いにくいだけのマシンになってしまいます。さらに追い打ちをかけるように、スリックタイヤの滑りにくさ-1.25はやりすぎ感があります。
これは一部ですが、スピード系パーツはこんな感じでほかにも全体的に欠陥の多いパーツが多く、オンライン対戦でもほぼ使われません。
ステータスの優先順位
カスタムを作るにあたってすごい大事なのはステータスですが、その中でも優先すべきものとそうでないものがあります。人によって差はありますが、私がカスタム作るときに意識している優先度は
です。ミニターボ値がカスタムを作る基準になって、そのミニターボ値と、スピードや加速、重さの兼ね合いを見て使いやすいカスタムを決めます。ミニターボ値は、4.00以上を目途に作るといいです。
また今回は、強いカスタムかどうかの基準として、特に重要なステータス3つを使った簡単な強さの基準として
(地上スピード)+(ミニターボ)+(かそく)/2
の数値を考えて、この値が
9.00～9.50未満 強い(A)
8.50～9.00未満 or 8.50以上でミニターボ値が3.00-3.25 まだ使える(B)
8.50未満 or ミニターボ値が3.00未満 弱い(C)
いまからこの値をマシン指数と呼ぶことにします。
マシン指数=3.50(地上スピード)+4.25(ミニターボ)+4.25(加速)/2=9.875(S)
このマシン指数、さぁ今回のアップデートでどの組み合わせがどれほど変わるでしょうか？？次回までのお楽しみに！！
おわりに
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。果たして先日のアップロードにより各パーツの強い・弱いはどれほど変わっていくのでしょうか？そしてどのように最強キャラ・マシーンが決まっていくのでしょうか…？
このマシン指数、本当は各パーツの改善案で用いる予定だったんですけど、とりあえずver.2.3.0になってからの変化材料として使ってもいいですか(拒否権ナシ)？そして3年もの間を開けてしまい、長い間ご迷惑をおかけしました。申し訳ございません！！
