ver.2.4.0からのコース追加パス第5弾のカスタムを書いたものを求めている方は下の記事と合わせてお読みください。
sykrarely-emolga.hatenablog.com
はじめに
皆さんこんにちは、リーフタイヤ好きのレアリィと申します。2023/3/9、この日は革命がやってきた!!なんとキャラとマシンのステータスが変わるという快挙です!ということはここからまた新たな最強カスタムが誕生するということ。ここでカスタムオタクの私が黙っていられるはずもなく書きたいことをまとめました。任天堂は神様ですか??
・この記事はマリオカート8 デラックス-ver.2.2.3(コース追加パス第4弾)のものです。
・単に「スピード」「曲がりやすさ」といった場合、基本地上での能力を表します。
・私が作った造語も含みます。
・各パーツ比較表は、それぞれ旧スタンダードカート・ノーマルタイヤ・スーパーカイトからの補正値です。
・この記事での画像はMario Kart Blog様、Mario Kart 8 Deluxe Builder 1.4様およびSuper Mario Wiki様のものを使用させていただいております。
・移動したいときは目次からワープがオススメです。*1
目次
アップデートの内容
肝心のアップデートの内容ですが、以下の通りでした。
①以下のキャラクターのスピード(水空反含む)+0.25
///////////
////
③以下のカスタムパーツのミニターボ+0.25
フレーム→// / / // // /
タイヤ→ / / / / / /
このアップデートいえることは大きく2つあります。それが
- 中量級・軽量級キャラと、ミニターボが低いカスタムを中心に上方修正がかかっている
- レート戦でよく使われていたカスタムの弱体化はなし
ということ。今まで弱かったキャラ・パーツにバフがかかるだけで強いとされたワルハナなどには一切テコ入れがされていないんですね。これはタイムアタック勢に最大限配慮したからでしょう。公式としては、「強いカスタムを弱体化させるのではなく、他のキャラ・パーツを強化することでワルハナと似たようなステータスカスタムをたくさん作れる」ことをコンセプトに作られたと思われます。強さが大して変わらないグライダーは一切調整がありませんし。
これらの要素をキャラクター・フレーム・タイヤごとに見ていきましょう。
キャラクター編
上の図は新性能のキャラクターに旧性能のスタンダードカート・ノーマルタイヤ・スーパーカイトを組み合わせた時のステータスです*2。なんと重さがロゼッタ級*3以下のキャラクターは全員スピードが+0.25されています。ロゼッタ級を見ると以前 ワルイージ級-メタル級-ロゼッタ級 の3段階でスピードが-0.25ずつされていったのですが、これではワルイージ級が強すぎたのでしょうね。現在は同じスピードで加速ターボの、重さのと差別化することになりました。またこれにより、ベビィプリンセス/たちの最軽量カスタムの地上スピードが1.00になるなど、元からこれでよかった感はありますね笑。
そして、一部キャラクターにのみされたミニターボ値+0.25も見逃せませんね。まずはマリオ級・ルイージ級。ゲームの主人公だからでしょうか、このままではロゼッタ級の下位互換になりそうだからでしょうか。いずれにせよマリオカートでを使ってもきちんと戦っていけそうなのが私はうれしいです!!せっかくの主人公ですから…。つぎにヨッシー級。こちらは下位互換云々よりも新キャラの影響ですね。配信前からキャサリンはヨッシーと同じ性能と予想されていましたし、新キャラ追加したのに弱いキャラになってしまうかも(=結局ワルイージカート8DXになる)ことを嫌ったのでしょうね。タヌキマリオ級・ネコピーチ級を差し置いてヨッシー級だけ優遇されました。つぎにキノピオ級。これはスピードが0.50も上のヨッシー級にミニターボまで負けると弱すぎるからでしょう。このままでは不遇キャラになってしまうのでミニターボ+0.25が入ったと思われます。最後にベビィマリオ級。これもスピードが0.50も上のキノピオ級にターボで勝てないのは不遇だからでしょう。これによってベビィマリオ級はなんと++でミニターボ5.75のミニターボ最高値カスタムが使えるようになりました。ベビィプリンセスよりスピード+0.25のことから、ベビィプリンセスの特権を奪ってしまったのかなとも思います。
フレーム編
もともと「スタンダードカートと比べてミニターボ値+0.25」以下のフレームから系を除くすべてのフレームのミニターボ値が0.25UPしました。ここで注目すべきフレームはの2種類です。まずはネコクラシカル。アプデ前はハナチャンバギーと比べて反重力速度・滑りにくさで負ける代わりに重さで勝っていました。以前よりちょくちょく見かけるパーツでしたが、ミニターボが増えたことで一躍最強レベルのパーツに。同性能パーツはくまライドのほか、ハングオンバイクのヨッシーバイク・スーパーコメットも入ります。
次にトルネード。こちらは以前加速・ターボ・ハンドリングが低い代わりにスピードと重さを強化した重量級チックなハナチャンバギー。主に反重力スピードコースのタイムアタックで使われていましたが、アプデでターボが上がり、VSでもかなり強くなりました。同性能パーツはスーパースター・Gフォースがあります。かわいいフレームだけでなく、かっこいいフレームも強いのはうれしいですね!!
他にはも多少強くなったでしょうか。対戦環境入りはしなさそうですが、組み合わせ次第で十分に戦っていけそうなパーツと感じます、
というわけで、前回の記事同様ver.2.3.0時点でのフレーム強さランクを出したいと思います。2023年3月の現時点ではマリオカートブログ様がまだ新パーツTierを出していないので、今回は私の偏見のみでランキングさせていただきますね。
判断基準は以下の通りです。また。同ランクでも基本左にいるパーツほど強いです。
Sランク:スペックが高く、使用率が高い最強クラス
Aランク:組み合わせを選ぶが基本Sクラスに引けを取らない
Bランク:あまり使われないけど、強い組み合わせを開拓できそう
Cランク:決して強くはないけど、ギリ使い物になるかも?
Dランク:マイナス要素が大きく、使うメリットを見いだせない
とが最強レベルになり相対的にやの地位が下がりましたね。そのほかですとが使いやすくなったでしょうか?キャラクターとの組み合わせ次第で弱かったパーツも使いやすくなっていることがありますのでまたの機会に紹介しますね。
タイヤ編
系と系を除くすべてのパーツがミニターボ値0.25UPとなりました。これによってがガチ対戦でも選択肢に上がるようになりました。それでも多くの人がローラータイヤばかり使っているので、なかなかタイヤ環境は変わりそうにないですね。思わぬパーツの有効活用法なども開拓しましたのでいずれ紹介できたらなって思います!
相変わらずローラー一強ですが、他の選択肢もアリです。例えばスポンジタイヤは滑りにくさ&重さのスポンジ、反重力速度&加速のリーフと、使い分けできるレベルまで出世しました。ザコ扱いされていたノーマル族やスピード系のリングタイヤがかなり使いやすくなった印象です。特にノーマル族に関してはAに入れるか迷ったほどです…。スポンジと比べて若干劣るのと、表のバランスを考えて今回は一応Bとしました。
最強カスタムの候補
それではアップデート後最新版の強くて人気なカスタムを紹介します。他サイト・動画で既出のものが多いので紹介はなるべく手短に済ませますね。その前に、前回の記事で話したマシン指数を使います。これは強いカスタムかどうかの基準として、特に重要なステータス3つを使った簡単な強さの基準として
(地上スピード)+(ミニターボ)+(かそく)/2
をベースで計算したものです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
sykrarely-emolga.hatenablog.com
今回のアップデートにより求められるミニターボ値が以前より高くなったので、以前とは異なるランク付けをします。
Sランク:最強クラス-10.000以上(内MT 4.50以上)
Aランク:十分戦える-9.500以上(内MT 4.00以上)
Bランク:弱くないが少し扱いにくい-9.000以上(内MT 3.50以上)
Cランク:強いとはいえない-8.500以上
Dランク:ネタ向け-8.500未満
①ロゼッタねこクラシカル
ワルハナと比べてスピードが地上-0.25・反重力-0.50になる代わりにミニターボが+0.50で4.75まで上がる驚異のカスタム。こちらの方がハンドリングやすべりにくさもキャラの可愛さも上です。バランス含め総合的にみて使いやすいでしょうね!今後はこのミニターボ4.75が中心となっていくのでしょうか?
フレームはくまライドとの選択ですが、どちらも挙動が特徴的で、細かい立ち回りの開拓はまだ先になりそうですね…。ちなみにハングオンバイクのも同じステータスです。ハングオン使いにもうれしいアプデでしたね。
派生カスタム。タイヤを系にすると、ターボ4.50に下がりますが地上反重力スピードワルハナと同じで、加速以外はワルハナの上位互換になります。これはこれで強そうですね~!!
②マリオトルネード
It's me MARIO! ということでマリオがちゃんと強い「マリオカート」ですね!キャラ性能がロゼッタと比べてスピード-0.25、ミニターボ+0.25ですから、フレームでスピードを補ってさっきのロゼねこのようなステータスに仕上げることができました。ロゼねこと比べて反重力コースで強くなる代わりに加速が-0.25とアイテムに当たった後の復帰がちょっと遅くなります。キャラはマリオ級・ルイージ級どっちのキャラを使ってくれてもかまいませんが、お互い比べると、
→すべりにくさ+0.25 →ハンドリング+0.25
となります。また、ロゼッタに比べてマシンの大きさが小さく、アイテムに少し当たりにくくなります。一方コインは回収しにくくなるので一長一短ではありますが…。
フレームを()に変えると反重力が弱くなる代わりに加速が4.25にアップし、ロゼねこに似たようなステータスにできる派生カスタムです。ミニターボを4.50で妥協するなら・の組み合わせもいいでしょう。タイヤはローラーのままグライダーをに変えると、重さでロゼねこに勝てます。いずれも滑りにくさが落ちるので、派生カスタムを使うときは マリオ>ルイージ がおすすめ。
③ヨッシーくまライド
強くなったと話題のヨッシー級です!ミニターボ値5.25というかなり高い値を出しつつスピードも2.75と、スピード勝負にも負けにくくしたカスタムです。マシン指数も驚異の10.265。新キャラクターのキャサリンで使えますね。アプデ前のターボ5.25カスタムのMAXスピードがヨッシー級・タヌキマリオ級+++の2.00だったのでなんと+0.75に!!それでもロゼねこやマリルイトルネと比べてスピードは0.50も低く、ミニターボを出し続けるような走り方が望まれます。曲がるライン取りが大事そうなのでコースの構造をより知る必要がありそう。よってレースよりはタイムアタックで人気の印象です。ですが最近VSでもちょっとずつ増えてきてるみたいです。ターボ時代到来でしょうか…??
主観ですが、ヨッシーにはくまライド、ピーチデイジーキャサリンにはネコクラシカルを乗せたいですね!なんかこっちの方が雰囲気・見た目にあってそうだし…。
派生です。正直この組み合わせで完成していますが、あえて紹介するならターボ5.25を維持できるそらまめリーフかきせかえスクーターですね。いずれも地上スピードが-0.25, 加速+0.25です。そらまめリーフはそのままだと重さが1.75と押し負けするので、グライダーをピーチパラソルにします。この2つを比べるときせかえスクーターは水中スピードと滑りにくさ、そらまめリーフは反重力速度が強め。
④ヨッシートルネード
略してヨシトル、最新環境で最もよく見る強いカスタムです!通常が左、派生が右と思ってください!スピード3.00, ミニターボ5.00, どのエリアでも安定するハンドリングと加速4.25をすべて持ったバランスの良いカスタムです。扱いやすさもピカイチで、キャラはデイジーでしたが、某日本代表の方が使ってから流行り始めましたね…。それは増えます笑。欠点をいうなら重さ2.75という中途半端さ。ロゼくまやマリトルなどのカスタムには体当たりで負けてしまいますね。そんなときはグライダーをゴールドカイトにしましょう。これでミニターボは4.75と下がりますが、重さ3.00にできます。マリトル・ルイトルのような感覚で使えるかも??
おわりに
いかがでしたか?今回のアップデートでかなりマシンの選択の幅が広がりましたね!!まぁ見たことある情報だらけになってしまいましたが、派生カスタムは割とオリジナルで考えたので許してください…()。
次回は今まで見向きもされなかったカスタムパーツをどう有効活用できるようになったかを紹介します。本当は今回やりたかったのですが、それまでやると記事の長さがものすごいことになってしまうので…。というわけで皆さん、大規模アップデートはあと2回!マリオカートライフ楽しんでいきましょ!!
く