はじめに
おはようございます!こんにちは!こんばんは!はじめましての方ははじめまして、もうご存じの方はお久しぶりです!レアリィ/さゆか(TwitterID:@Sykrarely_eevee)と申します。今回は前回(S14)の時とは異なり、ほぼすべて一人でパーティを作成してみました!
S14が終わってからポケモンのデータが消えてしまったり、そもそも高校3年生となり勉強で忙しくてほとんどポケモンができていなかったりとかなり悲惨でした。そこで夏休みの間のみ勉強の合間に休憩がてらポケモンをする時間を作って、今回最高レートを更新できたことと、私にとって第7世代最後ということで記念として構築記事としてみました。最高レート1745という低さではありますがご容赦ください。強者の方には、いわゆる低レートの思考がどんな感じか理解していただければ幸いです。
また、ポケモン人生が危うかった私にポケモンのふかあまりなどをくださって手を差し伸べてくださった皆さん、本当にありがとうございました<(_ _*)>
Pay attention!!
- HはHP、Aはこうげき、Bはぼうぎょ、Cはとくこう、Dはとくぼう、Sはすばやさを指します。
- 個体値は基本的にV(31)です。
- 実数値はH-A-B-C-D-Sの順番とします。
- 実数値の欄に、181(244)-**-130-178(252)-127(12)-100と書かれてあったら、Cが伸びやすい性格で、努力値がH244 C252 D12振り、ゲームでのLv50ステータス実数値が181-不明*1-130-178-127-100であることを指します。
- 文中に出てくる青文字*(数字)は注釈を表していて、詳しい内容はこの記事の下の方に数字と対応してまとめて載せています。目次からも見れるようになりました!
- 最高レートが1700程度なので、レート2000を達成したことがある方には参考になりにくいと思い、ポケモンバトル初心者の方向けの解説にしました。解説が分かりきっていていちいち鬱陶しいかもしれませんがご了承ください。
目次
パーティメンバー
まず、第7世代でメガシンカ最後だと聞き、強いと有名で1回使ってみたかった最速ベースのから構築を組み始めました。はじめはようきHASベースのりゅうのまい物理型でした。
次に、ダメージを補強できるステルスロックを使えるポケモン、それもとそれなりに良い相性の子を探したところ、の3体が主に挙がりました。ここで今のレート対戦の環境にが多いらしく、の2体はを後出しさせやすいため、ステルスロックに1枠使ってしまうとに全く勝てなくなってしまって、好き勝手にさせてしまうな、と考えました。さらに、はステルスロックが読まれにくく、あたりのひこうタイプを誘いやすいことから、相手の盲点をつくこの子が今回のステルスロック撒きにふさわしいな、と思ってきあいのタスキ持ちのようき最速を採用しました。
3体目には、サイコフィールドのおかげで高火力のサイコキネシスを撃てるを採用しました。今回は最終的に、S振りの子が多いながら中途半端なSの子ばかりで、全体的なすばやさは足りないな、と感じたので性格おくびょうの最速こだわりスカーフ型としました。相手にすばやさを上げられても先手で行動できることが多かったです。
4体目には、この3体では(めざパ氷持ち)辺りが辛く、このようなポケモンと当たってもこちらが先手を取って勝てるように、サブメガシンカ枠を考えることにしました。ここでいいんじゃない?と感じたので採用することに。ここで今回の場合がステルスロック撒きとして採用していて基本的に捨て気味に使います。はに弱いため、もう1つのメガシンカ枠までに弱くしてはいけないな、と思いました。だから少し全抜き*2はしにくくなってしまいますが、性格いじっぱりのアクアテール持ちを使うことにしました。
5体目には、ステルスロックを撒いても積みの起点ができない*3と思ったので、あくびで相手をかき乱せて、に弱くなく、全体的に広く浅く受け出せてごまかせるをパーティに入れました。
ここまででと受けループが結構きつかったのではじめは6体目をにしていました。しかし、私のプレイングがヘタクソだったのかあまりにもvs受けループ以外の試合で活躍させてあげられず、この枠を変更することに。そこで同じくみずタイプと受けループに強いつるぎのまい持ちのを入れることにしました。また、このポケモンを含めてこのパーティではほかにがの後出しを誘ってしまうので、この子にアクZを持たせてに最低限の対抗をすることにしました。
最後に、この組み合わせではがかなり辛く、物理アタッカー:特殊アタッカーの割合が5:1と偏っていたので、ここでをようきHAS→おくびょうCSに変更して、パーティが完成しました。
個別紹介
ボーマンダ@ボーマンダナイト
特性 いかく→スカイスキン
性格 おくびょう
実数値 171(4)-**-150-172(252)-110-189(252)
このパーティを使うきっかけとなったポケモンです。パーティに特殊アタッカーが少なく、またほのお技でに最低限強くなれるようにおくびょうCSベースの特殊型で使ってみることにしました。物理型に比べてほんとに火力は無いんですけど、といったいかく持ちのポケモンに対してうまくごまかされないため*4ある程度強く出られたり、こちらのなどに対して相手がみがわりをしてきたりしても、ハイパーボイスがみがわりを無視できて攻撃できる、受けに来た物理受けポケモンに最大HPの半分以上ダメージを与えられる、といった感じで特殊型ならではの強さも感じられました。
技はタイプ一致メインウェポンのハイパーボイス、ハイパーボイスを半減以下にしてくるポケモンの中でも、以外のはがねタイプのポケモンに気軽に撃てるだいもんじ、などに撃てて火力が最も高いりゅうせいぐん、のあくびやのやどりぎのタネを避けたり、少ない被ダメージでをブレードフォルムにチェンジさせて*5倒したりできるみがわりの4つとしました。今回ははねやすめは採用せず、そのせいで1度失ったHPを回復できないのが少しつらかったですが、今回のパーティは全体的に交換を駆使するようなサイクル戦には向かなかったので、ものすごく困った、なんてことはなかったです。それよりも前述の採用意図のように、みがわりがほんと使う機会が多かったな~と思いました。はねやすめの代わりにこの技があると、後出しこそしにくくなってしまいますが、先発もしくは死に出し*6で有利対面を取れた時にみがわりを撃つことで相手が何かしらの技を撃ってきても、交換してきても、柔軟に対応しやすくなります。この技使う機会は多くて、ものすごく助けられました。
と対面した時には、常にみがわり→ハイパーボイスと撃つことを意識しました。対面したターンにははあくび、もしくはあってステルスロックくらいしかしてきません。その次のターンにはほぼ必ずふきとばしをされてしまいますが、に半分以上ダメージを与えられて、こちらにはあくびで起点が作られないので、こちらは少しアドバンテージになります。
さらに、最速ベースの特殊型にしたことで、にはみがわりを選ぶことで仮に相手がきあいのタスキを持っていてもへびにらみを無効にして倒せたり、突っ張ってきたれいとうパンチ持ちのにもだいもんじで確定1発にできたり(インファイトでBD↓の時はハイパーボイスで十分)、そもそもにはハイパーボイスで確定1発にできるなど、良かったところは多いな~と思いました。
ドリュウズ@きあいのタスキ
特性 かたやぶり
性格 ようき
実数値 185-187(252)-81(4)-**-85-154(252)
わざ アイアンヘッド/じしん/がんせきふうじ/ステルスロック
今回ステルスロック撒きとしてこのパーティに入れることになった子です。有利対面を作ってステルスロックを撒きダメージをサポートするというのが主な役割です。最速ベースのだったり準速ベースのよりも先手で動けるように性格はようきの最速に、もし相手に先手でバツグン技を撃たれてしまっても1回は動けるようにきあいのタスキを持たせました。
技はタイプ一致技のアイアンヘッドとじしん、相手のSを下げがんせきふうじ、この子の採用目的のステルスロックとしました。
今回は主に、ほかのステルスロックを撒ける他のじめんタイプやはがねタイプ()との違い、この子のよりよい点を比べてみたいと思います。
のいいとこ💮
-
に大ダメージを与えられる
- 初手に出てきてもこだわりスカーフ型と思われやすく、ステルスロックが決まりやすい
-
といったステルスロックがよく効く相手を選出させてくるようになる
- 相手がつのドリルを怖がって後出ししにくい
- このメンバーの中で一番かわいい
のいいとこ💮
- あくびで相手を交換させやすい
- みがわりであくびを防いでもふきとばしで交換させられる
- 耐久が高く、効果バツグン技も1発耐えやすい
のいいとこ💮
のいいとこ💮
- 1/4にできるタイプ5つ(くさこおりむしはがねフェアリー)、無効タイプ2つ(ほのおどく)、など耐性がよい
- 耐久も物理特殊どっちもタイプ不一致のバツグン技(きあいだまなど)を耐えるくらい高い
- ほえるで相手を交換させられる
のダメなとこ✖
- ステルスロックを撒いた後、こちらが交換するか攻撃するかの判断が難しい
- いかくされるとのみがわりを壊せない
- 耐久が低い
のダメなとこ✖
-
を後出しさせやすい(このパーティには後出しから倒せる子が誰もいない)
- じしんが効かない相手(など)にちょうはつされると何もできなくなる
- Sが低い
のダメなとこ✖
-
初手に出すと持ち物がバレやすい
- と4倍弱点がこおりで同じ
のダメなとこ✖
-
を後出しさせやすい
- ふうせん持ちのステルスロック撒きが有名になってしまった
-
ほどではないけどちょうはつに弱い
長くなってしまいましたが、ざっとこんな感じです。メリットデメリットを比べて、S16に使用率が高かったに弱くなりたくないことと、エースポケモン4倍弱点を被らせたくなくてにしました。実際とても使いやすくて選出率も高く、正解だったとは思います。
カミツルギ@アクZ
特性 ビーストブースト
性格 ようき
実数値 143(68)-212(84)-152(4)-**-67(124)-173(228)
わざ リーフブレード/つじぎり/せいなるつるぎ/つるぎのまい
☆準速抜き
☆HP 16n-1調整
☆C特化サイコキネシス確定耐え
このパーティのMVP!!有利な相手に死に出しもしくは後出しができれば、つるぎのまいを決められれば、不利なポケモンを後出ししてきてもこちらのほうがSが高ければつじぎりZで倒せることもしばしばあります。の苦手なポケモンはなどなどステルスロックが刺さることが多く、を選出することが多かったおかげでよりこれらのポケモンに対して強く出られたのかな、と思います。
ここまで聞くと、「なんでノーマルZにしないの?」という声も多いのではないかな、と思うのですが、私がこの子にアクZを持たせたのに他にきちんと理由があります。それは前述の通りvs(あとはもかな?)です。このパーティにはといった(特にどくどくorつるぎのまい持ち)を後出しさせやすく、しかもに後出しできる子がほぼいません。ならさすがに対面からなら倒せる可能性が高いですが、メガシンカ前から後出しすると両方シャドーボールでかなりダメージを受けてしまって倒すのも無理があります。そこでほとんどの技を半減できてを後出しさせやすいはずのにアクZを持たせることで対策しました。なんと受け出してきたにつるぎのまい+つじぎりZでのんきHB振りのにも確定1発を取れるほどの火力があります。1発で倒してしまえば、じゃくてんほけんも発動しなくてより戦いやすくなりますね。さらにはあく技は等倍以上になりやすく、Z技にすればのA種族値が181とものすごく高いのもあって十分メインウェポンになるな~なんて思いました。
ここで技紹介をすると、などに撃てるタイプ一致メインウェポンのリーフブレード、などの幅広い相手に撃ててZ技にするための第2のメインウェポンつじぎり、などに強くなれるサブウェポンのせいなるつるぎ、最後に与えるダメージを増やせて受け系のパーティにも強くなれるつるぎのまい、としました。はたきおとすが欲しくなることもすごく多かったのですが、Z技にした時の威力が120ともの悲しく、等倍相手に全然ダメージを与えられないのが嫌だったので断念しました。ちなみにつるぎのまい+はたきおとすZでもは倒せます。
はパーティ全体で見ても非常に重いのですが、ムラっけでCS両方上がらなければあいてのまもるに合わせてを受け出せればせいなるつるぎでどうにかなります。というのもせいなるつるぎには「相手の能力変化を無視して攻撃できる」という効果があり、相手がいくらBを上げようとダメージは変わらず、いくらかいひりつを上げようと必中になります。この子Dが低いのにもかかわらずの等倍のフリーズドライはちょうど確定3発ですし、相手のHPが1/4くらい削れていればせいなるつるぎで1発で倒せます。と共にいるにもアクZのおかげで強めなのも魅力的です。また、が繰り出される前にがまひにならないようなプレイングをするように心がけました。
この子を選出した時の勝率は高くて、下手にダメージを食らわすなどいわゆる雑な扱いをしなければほぼ選出した全試合活躍してくれました!多分選出率でみても1位なんじゃないのかな~と思います。このポケモンを入れて本当によかったと思います。
カプ・テテフ@こだわりスカーフ
特性 サイコメイカー
性格 おくびょう
実数値 145-**-96(4)-182(252)-135-161(252)
わざ サイコキネシス/サイコショック/ムーンフォース/きあいだま
他の方に貸してもらった色違いカプ・テテフです。今回のパーティは特殊、アクZ、ステルスロック持ち、いじっぱりアクアテールといったそれなりに有名でありながら相手側の警戒が薄く、盲点を突きやすい型のポケモンが多い中、この子はCS極振りのこだわりスカーフ持ちというという最もメジャーな型にしました。性格はおくびょうにして、1回に積まれても準速ベースなら抜けたり(最速ベースだと先手とられます)、他の子全員の先手を取ってしまうを先手で攻撃できる、こだわりスカーフ持ちのにも先手を取りやすい*7など、役に立つ場面は多かったです。さすがにひかえめと比べれば火力は下がってしまいますが、ステルスロックのおかげでそこまで火力で気になることは少なかったです。どちらにしても、こだわりスカーフを持たすことで特に意識したいにはサイコキネシス(サイコフィールド込み)で1発ですし、メガシンカ前のステルスロック込みでASベースのをムーンフォースで1発です。1回ならりゅうのまいされても先手で攻撃できるので、よりよいストッパーとなります。同じくいじっぱりHDベースのもステルスロック+ムーンフォースで倒せます。
技はタイプ一致技のサイコキネシスとムーンフォース、などのB<Dの相手に刺さるサイコショック、最後にに撃てるきあいだまとしました。シャドーボールがないのでは辛いですが、にシャドーボールを受けられてじゃくてんほけんを発動させられることがなく、相手のCSはムーンフォースでも2発で倒せたりしたので結局はよかったと思います。そもそもが相手に見えた時点ではほぼ選出しなかったのでこの技構成で良かったな、と思いました。
vsはこの子のサイコフィールドとを組み合わせることで、キノコのほうし無効、サイコフィールドのおかげで先制技のマッハパンチ無効、タネマシンガン1/4で有利になれて、のせいなるつるぎ2発で倒せます。
最後に、こんな希少な子を貸してくださり本当にありがとうございました。
ギャラドス@ギャラドスナイト
性格 いじっぱり
実数値 175(36)-227(252)-130(4)-**-151(4)-128(212)
わざ アクアテール/じしん/こおりのキバ/りゅうのまい
☆HP 16n-1調整
☆りゅうのまい後最速抜き
「って厳選も育成も簡単で、しかもメガシンカもできて、積み技を覚えて強い初心者向けのポケモン!でも火力低くない?」などと思ったことはありますか?そのような方には1度この型のを使ってみることをおすすめします。火力指数*8というものを使ってよくいるようきたきのぼり型と今回のいじっぱりアクアテール型を比較すると、次のようになります。
- ようきA252振りたきのぼり 24840 37260(+1りゅうのまい)
- いじっぱりA252振りアクアテール 30645 45967(+1りゅうのまい)
- (参考)いじっぱりA252すてみタックル 46656
このように、火力が約1.2倍にもなり、なんとりゅうのまいを積めば超火力としても有名なあののすてみタックルと同じくらいの火力になります。これによって、今回特に意識したようきのりゅうのまい+たきのぼりを余裕で耐えてくるHAB振りのにはりゅうのまい+アクアテールで56.3%の乱数1発で、ステルスロック込みで確定1発です。ASにはじしんでも1発で倒せます。
ここで「に弱くしたくないのならわざわざこんなことせずに、ようきのままアイアンヘッドを覚えさせればいいじゃん!」と思う方もいらっしゃると思います。でも、私があえてこんな型を選択したのにはほかに理由があります。
いじっぱりにする利点として他に、受け出してきたにりゅうのまい→メガ無しじしん→メガしてじしんでH252振りをほぼ確実に倒すことができます(ようきだと倒せない可能性が高いんです)。また、1回りゅうのまいを積めば、わんぱくH228 B140振りのも1発で倒せますし*9、「のたきのぼりくらい余裕で2発耐えるだろう」と思って繰り出されたちょっとした物理受けにも予想外のダメージを与えられたりするのもいいです。
ようきアイアンヘッドにしない理由としては、このパーティにはがいて、相手としてはをあまり積極的に繰り出したくないと思います。このパーティはをvs用に入れているわけではないため、相手の控えにがいそうだったとしても割と切り気味に使います。でも私は自分のパーティになど、で倒したいポケモンもいるので選出を切ることはできません(だからの対策をでもしよーかな、と思いました)。しかしここでもしが選出されなかったらの技スペースが1つ無駄になります。無駄な技が増えてしまった代わりにに当てるこおりのキバか、に撃ちたいじしんのどっちかを諦めなければならないんです。
長くなってしまいごめんなさい。このような理由で今回は少し変わった型を使うこととなりました。技は繰り返しになりますが今回のコンセプトアクアテール、など幅広い相手に撃てて命中も安定してて、第2のメインウェポンになるじしん(特性かたやぶりでなど特性ふゆうにも効きます)、(マルチスケイル無効)などに撃ててどうしようもない時のひるみ&こおりに賭けられるこおりのキバ、ASを同時に上げられて強い積み技のりゅうのまいとしました。
使いにくいところはやっぱり1回りゅうのまいをしても最速130族に先手を取られ、それを意識したこだわりスカーフ持ちのポケモンにも弱くなってしまったところですね。これはしょうがないのかな~?また、アクアテールは命中90で、外しもそれなりに辛かったです(泣)。
最後に、この子はインターネット上の友達からもらいました。本当にありがとうございます。
カビゴン@フィラのみ
特性 くいしんぼう
性格 いじっぱり
実数値 254(148)-144(4)-117(252)-**-143(100)-51(4)
わざ すてみタックル/ほのおのパンチ/あくび/リサイクル
☆C特化のサイコキネシス確定3発
☆よくある調整のパクリです
などいろいろなポケモンに後出しして、ちょっとした嫌がらせができるポケモンとしてパーティに入れました。今回はパーティ全体が攻め寄りだったので、この子にまでのろいを覚えさせてアタッカーにするのはどうかと思い、で撒いたステルスロックとも相性がよいあくび持ちにしました。わざはタイプ一致技で火力も高く、反動ダメージを受けてHPを半分以下にしてきのみで回復させられるすてみタックル、に撃てるほのおのパンチ、相手を眠らせるか交代させられるあくび、きのみを再生できて回復回数を増やせるリサイクルの4つにしました。
全体的にS振りの子ばっかで耐久が低いこのパーティではいい後出し要因となってくれました。後出ししたらあくびで相手にちょっとした嫌がらせをしたり、そのあとを後出ししてくるのを読んでほのおのパンチ、などを後出ししてくる読みですてみタックルでダメージを与えるのが主な役割です。このポケモンはS12くらいから急増したポケモンでもう対策が進んでいて、あらゆるところからどくどく、きのみを無くせるはたきおとすを撃たれました。でも、もうどくのダメージで倒れるまであくびを連打して倒されたらエースポケモンを出すプレイングをしたりと、「受け」でも「攻め」でもないのが功を奏してなかなかいい活躍をしてくれました。
リサイクルは思ったよりも使わず、あくびを主に使いながら切り気味に扱い、この子が倒れてからを展開*することが多かったので、ここはじしんやふきとばしなど、他の技に変えてもよかったかもしれませんね。
選出の仕方
☆基本選出
・or++@1
・++@1
※対戦中は特に意識しておらず、後から考えたらこんな選出が多かったな~くらいの感覚です
また、vsや、vsなどでの相手のパーティ単位での決まった選出はありませんが、一部「このポケモンが相手にいたらこの子を出そう」というのはあったので紹介します。
→初手に裏に
→(できれば初手)
→
→
→
→初手に
→
☆選出数
>>≧≧≧
3位以下は記憶があいまいですが、だいたいこんな感じです。
きつかったポケモン
・テッカグヤ
対面で勝てるのがメガ枠のみ、こちらのには受け出されやすいです。これを見越して一応にほのおのパンチを覚えさせましたが、にやどりぎのタネをされてから交換されるため、あまり良い戦況は作れません。みがわり持ち、もしくは選出の時にめざパ氷持ちに当たったら最悪です。
こちらのメガシンカ枠両方に強いです。HB振りのにはのせいなるつるぎ確定3発、つるぎのまいを積もうにもイカサマが怖いです。のサイコキネシスもほぼ確定3発のため、相手がじこさいせいを連続でしてサイコフィールドを無くしに来ると非常に厄介です。のAが1段階でも上がればものすごく強くなれます。受け出しにくい選出をしたり、できるだけHPを満タンにさせない動きが欲しいですね。
・メガクチート
対面で勝てるポケモンがいません。いかく+メガシンカでのじしんを耐えられてしまい、返しのほのおのキバ+ふいうちで倒されたり、のじしんも耐えられます。のだいもんじも確定2発と、特にトリックルームパーティでラスト1に残された場合はかなり厳しいです。
以外では勝てません。一応せいなるつるぎおかげで相手のムラっけでBとかかいひりつが上がっても関係なしに攻撃できるのはえらいです。相手のまもるを読んでつるぎのまいできれば確定1発です。しかしこの子も、まもるを読んで出さないとみがわりで好き勝手されたり、フリーズドライで半分近く削れてしまうのでかなりきついです。まぁこのポケモンは知らない!と割り切るのもアリです。みんなには嫌な思いしていますし…。
感想
S16、ふだんは勉強を頑張りつつ楽しみとしてレートに潜る、というやり方は今までしておらず、これもこれでなかなか楽しかったな、と思いました。その分ポケモンができる時間も、さらには勉強できる時間すらも中途半端になってしまうというあまりよくない時間配分にはなってしまいましたが笑。
そしてやっぱり7世代1回も1800載せられないってゆーのは悔しかったです。このパーティは私のフォロワーさんであるレート2000超えの方にも「パーティバランスいいね👍」と褒められただけに、完全に私の力量不足でした。勝率8割で最高レートを更新したものの、その後は落ちぶれてしまったのは完全にプレイングのせいです。負けるたびに「やばい、勝たなきゃじゃん」って焦ったのかもしれません。本来は「負けてラッキー!これで自分の弱点が学べてそこを重点的に考えればいいじゃん」とポジティブに考えるべきだったのですが。なんだか受験勉強に通じますね。
このパーティを使ってくれませんか?
ここで、S17の間私からこのパーティを使ってレートに潜ってくれる方を募集しようかな、と思います。
というのも、受験の方が切羽詰まっており、十分にポケモンができる状況ではないからなのですが、このままこのパーティを終わらせてしまうのはもったいないからです。やり方は以下の通りです。
- 私のTwitter(ID:@Sykrarely_eevee)にこのパーティを使用したい趣旨のDMを送ってください。
- フレンドコードを交換して通信交換して、相互VIPになりましょう。
- 私がVIP限定で公開しているQRパーティを教えますので、バトル中はほぼ型バレせずに対戦を楽しめます。
現時点でのFF内外、最高レート等は問いません。私が考えたパーティを他の方が使用してくれるだけでとてもうれしいです。さらにこのパーティで1800以上を達成してくれるだけでもう感謝でいっぱいです😊。前述の通りポテンシャルはある構築だと思うので、もしよければご協力よろしくお願いします。
最後に、またこの記事自体が長くなって申し訳ございませんでした。この後の注釈まで含めると13000字以上にもなります。冗長な表現ばかりで長ったらしく、読者に負担をかけて申し訳ございませんでした。また、これをもってUSUMの対戦は終わりにして勉強を頑張り、もし受験に成功したら3月からまた今度はソード・シールドの方でランクバトルを頑張りたいと思います。今までありがとうございました。またはてなブログでお会いできたら幸いです。
↓注釈あります
注釈
*1
使わないステータスの値だからです。ここは個体値によってステータスが変わってしまうのでここには載せません。
*2
相手の残りポケモン全員を、先手で(1撃で)倒せることを全抜きといいます。
*3
相手を眠らせたり(あくび キノコのほうし さいみんじゅつ etc...)、ACやSを下げる(おきみやげ へびにらみ おにび でんじはetc...)ことで、上手くこちらの積み技持ちのエースポケモンが有利対面(こちらのポケモンが相手のポケモンを一方的に倒せる対面)を作れて、こちらが積み技を使いやすくなって全抜きしやすくなります。これを積みの起点といいます。ステルスロックを撒いたあとにあくびを使うことで、あくびは使った次のターンに相手を眠らせる技(交換でリセット)で、相手に交換or眠らせる、の2択に迫ることができ、こちらがバトルの主導権を握りやすい技です。相手を強制的に交換させることで意図的にダメージを増やすことができるので、この2つの技は相性がいいです。
*4
たとえばはに有利気味ですが、が物理型ですとを後投げしていかくでAを下げるだけしてに倒され、他のポケモンでの攻撃を耐えて返しの技で倒す、という戦法がとられることがあります。特殊型にすることで、そのようなごまかしとしてのいかくが無効になるので、「相手がに引いてくるかもしれないから…」と考えずに行動でき、使いやすくなります。
*5
の種族値は
60-50-150-50-150-60(シールドフォルム)
60-150-50-150-50-60(ブレードフォルム)
で、シールドフォルムのはタイプ一致バツグン技を余裕で耐えてしまうほど耐久が高いですが、ブレードフォルムにできれば耐久が下がります。のSは遅い上に火力は割と高く、しかもキングシールドでシールドフォルムに戻ってしまいに攻撃することは難しいです。しかし、ここでみがわりがあればこちらのHPを1/4削るだけでにできて、しかもその次のターンも相手はこちらのみがわりを警戒してキングシールドをしづらくできて、場合によっては耐久の低いブレード状態のギルガルドにバツグン技を撃って1発で倒すことができます。
*6
死に出しとは、こちらのポケモンが1体倒されてから他のポケモンを繰り出すことです。こうすることで、こちらの出したいポケモンをノーダメージで出せます。
*7
S種族値は
95 91 98 101
です。今回の場合には100%先手を取れますが、にはSが負けています。しかし、こだわりスカーフの性格はSに補正のないひかえめであることが多いです。ここで最速と準速のゲームでのSステータスを比べると
161 150 153
と、先手を取れます。
*8
火力指数は
(AorCのステータス)×(技威力)×(能力変化・火力UPアイテムなど)
の計算で出せる簡易的なポケモンの技の強さです。私は30000くらいから高火力、45000を超えると超火力だと思っています。代表的なポケモンの火力指数は以下の通りです。
- A特化ぽかぼかフレンドタイム 44460
- ようきA252振りじしん 29550
- C特化こだわりメガネ(×1.5)ハイドロポンプ 39847
- A特化かたいツメ(×1.3)フレアドライブ 46800
*9
はようきでもに有利なポケモンですが、相手はにちょうはつorみがわりが無いとわかると1回りゅうのまいしたにを繰り出してたきのぼりを耐えてあくびを撃ち、次のターンが倒されてがねむり状態になってしまい、相手が繰り出してきたポケモンにが倒されるという戦法がとられることもあります。いじっぱりアクアテール型にすることでこうした負け方を無くせます。
*10
耐久指数は先ほどの火力指数と似て
(HPステータス)×(BorDのステータス)×(能力変化・アイテムなど)
の計算で出せる簡易的なポケモンの耐久値です。Bをかけ算すると物理耐久指数、Dをかけ算すると特殊耐久指数です。代表的なポケモンの耐久指数は以下の通りです。
- H124振り物理耐久指数 29070
- H244 B特化(しんかのきせき)物理耐久指数 44694
- H244 D12振りとつげきチョッキ特殊耐久指数 37824
- H252振りすなあらし特殊耐久指数 43470
データなど
ハイパーボイス 27864
りゅうせいぐん 33540
だいもんじ 18920 37840(×2)
B耐久指数*10 25650 38475(いかく有)
D耐久指数*10 18810
アイアンヘッド 22400
じしん 28050
がんせきふうじ 11200 22400(×2)
B耐久指数 14985
D耐久指数 15725
リーフブレード 28620 57240(A+2)
つじぎり 14770 29540(Z技) 59080(A+2Z技)
せいなるつるぎ 18990 37980(A+2)
B耐久指数 21736
D耐久指数 9581
サイコキネシス 36855
サイコショック 32760
ムーンフォース 25935
きあいだま 21840 43680(×2)
B耐久指数 13920
D耐久指数 19575
アクアテール 30645 45967(A+1)
じしん 22700 34050(A+1)
こおりのキバ 14755 57020(×4)
B耐久指数 22750
D耐久指数 26425
すてみタックル 25920
ほのおのパンチ 10800 43200(×4)
B耐久指数 29718
D耐久指数 36322