はじめに
おはようございます!こんにちは!こんばんは!そしてはじめまして!レアリィ/さゆか(Twitter ID:@Sykrarely_eevee)と申します。この記事をご覧になっていただき、ありがとうございます。今回は初めての投稿ということもあって文章があまり上手くないですが最後までお付き合いいただけるとうれしいです。
まずはシーズン14、3か月と長かったですがお疲れ様でした。さて、私はポケモンのレート対戦を初めてかれこれ2年になるのですが、今回初めて他の方との「パーティ共有」というのを行いました。シーズン14ではニンフィアを使ってレート対戦をしようかな~と考えていて、私のTwitterのFFさんにニンフィア好き!!という方がいたため、パーティ共有にも興味があったので私から誘いました。
このパーティの名前はニンフィアのチャームポイントリボンと、このパーティを4人で共有していた→四角形、ニンフィアのメインウェポンであるハイパーボイスから、🎀Square Voice🎀という名前になりました!
また、この記事を読むにあたって注意してほしい点を挙げておきます。
- HはHP、Aはこうげき、Bはぼうぎょ、Cはとくこう、Dはとくぼう、Sはすばやさを指します。
- 個体値は基本的にV(31)です。
- 実数値はH-A-B-C-D-Sの順番とします。
- 実数値の欄に、181(244)-**-130-178(252)-127(12)-100と書かれてあったら、Cが伸びやすい性格で、努力値がH244 C252 D12振り、実数値が181-不明*1-130-178-127-100であることを指します。
- 文中に出てくる青文字の*(数字)は注釈を表していて、詳しい内容はこの記事の下の方に数字と対応してまとめて載せています。
- 最高レートが1700程度なので、ポケモン上級者の方には参考になりにくいと思い、ポケモン初心者の方向けの解説にしました。解説が分かりきっていていちいち鬱陶しいかもしれませんがご了承ください。
それでは、パーティ紹介に移ります。
パーティ紹介
パーティのみんな
まず、を組み込んだパーティを作るときに、を活躍させるようなパーティを作ったところ、みんなうまく扱うことができなかったので、この子は特定のポケモンをピンポイントで対策するような補完枠として、型はあとで考えることにしました。
パーティ共有に参加してくれていたうちの1人が、も使いたいという提案をしてくれたので、とは同じフェアリータイプでありながら弱点が全く被らなく、相性も悪くないのでパーティに入れることにしました。
次に、の弱点じめんを無効化できて、では勝てないに強いなど、と相性のいいを組み込み、火力の低いこの子のダメージを補うためにゴツゴツメットを持たせました。
ここまでの3体で、相手の(特に物理型)を倒せず、または耐久が非常に高く火力が低いので、相手に積み技をされてしまいやすい、また、ここまでで相手のボルトチェンジを無効にできないので*2、きあいのタスキを持たせて相手が火力アップしようが1発は耐えられるようにしたを組み込みました。
5体目には、辺りに強く、みずタイプの特性ふゆうでじめんタイプを後出しされにくい→ボルトチェンジが有効になりやすく、サイクルを回せるを組み込みました。持ち物はミズZにして、想定外の高火力から相手を困惑させました。
6体目には、などのはがねタイプが辛かったので、これらのポケモンに強く、圧倒的な高火力で相手のポケモンをバンバン倒せて、や相手の受けループ*3にも強めのを組み込んでメンバーが決まりました。
最後に、肝心のパーティのアイドル、は、ここまで誰も倒せないに強く、のあくびに後出しがしやすいカゴのみを持たせた型にしました。
以上6体、 でパーティは完成しました。これから先は個別の紹介に移ります。
特性 いかく→ちからもち
性格 いじっぱり
実数値 157(252)-145(52)-145-**-141(204)-70
わざ じゃれつく/れいとうパンチ/はたきおとす/ふいうち
よくいるクチートはいじっぱりHAベースですが、今回のクチートは、
A特化にしたところで火力ばかりで、すばやさが遅い割には耐久が低く(特にとくぼう)、高火力技を1発も耐えられずに倒れてしまうな、と考えました。
そこで、努力値をいじっぱりHDベースにしてみました。ダメージ的には、C特化のサイコフィールドサイコキネシスをメガ前+メガ後で確定耐えするという調整です。こだわりスカーフ持ちのには、メガシンカしていない状態から後出しで倒すことができます。パーティにはがねタイプがこの子しかいなかったのもあって、この努力値調整にすることでかなり受けが安定しました。
わざはタイプ一致メインウェポンのじゃれつく、や、交代を読んで撃てるれいとうパンチ、のきのみやのしんかのきせき、のたべのこしなどを失くせるはたきおとす、Sの低いクチートと相性のいい先制技ふいうちとしました。
私のパーティ的に刺さってると思ったのかがよく選出されたのですが、この子はいかく込みでA207(補正無し252振り)のじしんを2発耐えられるかどうかくらいの耐久があり、後攻でじゃれつくを撃って倒せます。相手もそれをわかっているのかをメガシンカしないプレイングをされることが多かったので、私のと合わせて強引にメガシンカを誘ったりして*4倒したりしました。さすがに後出しは厳しいですが(りゅうのまいにはメガシンカ前で後出しできます)、この子でを倒した試合も多かったのでさすがクチートちゃん強いな~と思いました。
また、にも強めで、いかく込みでA197(補正無し252振り)の、クチートがメガ前にすてみタックル+メガ後にじしんを確定耐えします。れいとうパンチのおかげでじゃれつくの命中不安にハラハラすることが少なかったのが良かったです。しかし、いくらHD振りでもC172(補正無し252振り)の、クチートがメガ前にハイパーボイス+メガ後にだいもんじはかなりの確率で倒れてしまうので、注意が必要でした。また、今期のボーマンダはいじっぱりHD振りのおんがえし1ウェポン型が少なく、だいたいこの子に大ダメージを与えられるわざ(じしん・だいもんじ)を持っていて、相手するのは少しむずかしいなぁ、なんて思いました。
ニックネームはクチートの体の色が黄色で、キバの形がバナナっぽいな~と思ったことと、キバのところが黒で、(黒っぽいおかしがあまり思い浮かばなかったから茶色に脳内変換して)私の大好きなチョコ🍫っぽく見えたので「ちょこばなな」と名づけました。
特性 フェアリースキン
性格 ひかえめ
実数値 201(244)-**-95(76)-166(164)-153(20)-81(4)
わざ ハイパーボイス/いびき/めいそう/ねむる
パーティ共有の要となったニンフィアちゃんです(この子は♂なのでニンフィアくんかもしれませんが笑)!!今回は前述の通りやに対抗するため、ねむる型に決定しました。A197(補正無し252振り)のすてみタックルを確定耐え、C155(補正無し252振り)のげきりゅうハイドロカノンZを93.8%の確率で耐えます。
わざは、メインウェポンのハイパーボイス、vsタスキのためのいびき(詳しくは後で話します)、あくびに強く、もともとの低めの火力を上げやすいのでめいそう、最後にカゴのみやめいそうと相性のいい回復技で、相手から受けた状態異常も回復できて、2回以上あくびを受けてしまったときに自分で眠りターンを把握できるように*5ねむるを覚えさせました。
このようなコンセプトのため、のいるパーティには先発の選出率100%でした。実際相手も、このパーティメンバーを見て全員にキノコのほうしが効くので、大体初手にを選出してきた印象です。無事(私)と(相手)の対面ができると、相手のレート帯にもよりますが、レート1500~1600台が相手ですとキノコのほうしを撃ってくる可能性が高いので、カゴのみのおかげで眠りを回復してハイパーボイスを撃てます。相手がきあいのタスキで耐えてくると、次のターンに相手がキノコのほうしをもう1回してくるのか、それともタネマシンガンをしてくるのかはプレイヤー次第ですので、とりあえずハイパーボイスを撃ちます。もし眠らされてしまったら、次のターンにいびきを撃てばいいですし(1/3の確率で最速起きしてしまいますが…*5)、相手のタネマシンガンは4発までは耐えられるので、対面で倒しやすいです。
しかし、相手もこっちのパーティメンバーを見るに、があまりにも選出したくなる→(私の)初手に何かしらの対策があるだろう+のカゴのみ採用率は20%と高い→で対策をしている と読まれてしまい、レート1700台以上の相手ですと初手からタネマシンガンを撃たれてしまうことが多くて、この子でキノガッサを倒せないことがあったのは残念でした。だから、レート1700以上なら控えにを選出して、HP1になったをニトロチャージで倒してを展開する*6というプレイングを心がけました。
いわゆる共有パと呼ばれる構築にはかなり強くて、この子1体で以外になら何かしらの行動ができます。なんとなんとフェアリータイプでありながらはがねタイプのに、つるぎのまい型以外なら基本的に勝ててしまいます。特にどくどく持ちにはかなり強くて、こちらのめいそうで相手のシャドーボールを低ダメージで受けると、次のターンにだいたい相手はどくどくを撃ってきますが、その次のターンにこの子がねむるをすることでどくを回復できてしまいます。ここで相手が他のポケモンに引いてきますが、相手がなんかだった時は、のあくびはあまり効きませんし、ダストシュートのないにはだいたい勝てるので、そのまま降参をもらえたりもしました。単純にこの子が強かった可能性もありますが、それ以上にこの子が使用率140位とかで、相手がこだわりメガネ以外の型を想定していなかったなど、少し甘く見られていたのかもしれませんね。
相手のねむりわざ対策というピンポイント型になってしまったので選出率はあまり高くないですが、何気にめいそうなしでの10まんボルトZを耐えるくらい特殊耐久がかなり高く、さすがXY・ORASの時は使用率が高かっただけあるな~と思いました。
また、などといった使用率こそあまり高くないものの、対策するのが難しいポケモンに対して強いのも魅力的です。ハイパーボイス・いびきはどっちも音技でみがわり貫通のため、みがわり採用率が高いこれらのポケモンに対しても後出ししやすかったです。しかし、ドクZや特性ぼうおんは倒せないのでやめてください←
ニックネームは、この子が色違いの水色だったので、青いお花から「ブルースター」と名づけました。このパーティのお花担当としてぴったりだと思います。
特性 ちからもち
性格 いじっぱり
実数値 161(4)-118(252)-97-**-97-130(252)
わざ じしん/がんせきふうじ/ほのおのパンチ/でんこうせっか
私的にはこの構築のMVPなんじゃないかなと思うタスキホルードです!!基本的に初手に出して、タスキによってどんな攻撃も1発耐えて、特性のちからもちでそこそこの火力のあるじしんで相手に多くダメージを与えたり、がんせきふうじで相手のSを下げたり、残りHPが1になってもでんこうせっかを撃てたりするなど、選出すれば必ず何かしらの活躍ができました。
わざはメインウェポンのじしん、きあいのタスキと相性のよく、相手のSを下げられるがんせきふうじ、私がを選出できなかったときに倒すのが辛くなってしまうを倒せるようにほのおのパンチ、タスキと相性が良く、微妙に遅いSをごまかせて、とどめの1撃にもなる先制技でんこうせっかに決定しました。
特ににはものすごく強くて、ギルガルドはのタイプ一致のじしん
をH振りだけで耐えてしまうほどの耐久がありますが、この子の特性ちからもちのおかげで、相手がのんき以外の性格ならじしんで高乱数1発、しかもノーマルタイプなのでゴーストわざが全く効かないのが優秀でした。
使用率1位のにも、AS振りなら対面でがんせきふうじ→じしんで倒せたりするなど、私の思った以上の活躍をしてくれることが結構ありました。実際はのろいやABミミッキュが多かったのでそこまで安定はしませんでしたが…。
はこのパーティにそこそこ刺さっていて初手に出てくることが多かったのですが、この子を先発に置くことで、ほのおのパンチで対面処理できて強いな~と思いました。のほのおのパンチの採用率は16%でまず想定されませんし。
しかし、この子に対してを後出ししてきたり、全体的にが重かったので、何回もれいとうパンチが欲しくなったりもしました。しかし切る技がない…。もし変更するならほのおのパンチあたりですかね。ここはこのパーティを共有していた他の方とも要相談だったのかもしれません。実際ほのおのパンチを撃つ対象であるにはてつのトゲでタスキが無駄になってしまうのが怖くてなかなか打てませんでしたし、にはこっちのでも全然勝ててしまうので。
また、いくらめざパ氷の採用率が高かったとはいえ、辺りのボルトチェンジを無効化できるのはものすごく強いな~と思いました。両方ともを選出しないときにはすごい刺さっていたので、この子で対面処理することも多かったです。
ニックネームはぽっちゃりな強い女性で真っ先に思い浮かべた、オーストリア大公のマリア・テレジアから「マリア」と名付けました(歴史上の人物です)。強いって言っても、この方は権力が強い、ですけどね笑。
特性 ふゆう
性格 ずぶとい
実数値 227(252)-**-189(252)-95-151(4)-105
わざ れいとうビーム/どくどく/つきのひかり/サイコキネシス→トリックルーム
をはじめとした物理アタッカーに対して後出しから倒すことのできるように、HB振りのを入れました。クレセリアはCがあまり高くないので、こちらから攻撃せずとも相手にダメージを与えられるゴツゴツメットを持たせて、努力値はA特化のすてみタックル等の超火力技を2回耐えるためにHBに極振りしました。
わざはに撃てて、10%で凍らせられるれいとうビーム、この子の低い火力を補うどくどく、物理受けとしての回復技のつきのひかり、ラスト1つは最初はタイプ一致のサイコキネシスでしたが、このシーズンが終わる1週間くらい前になってパーティ全体でSが低いと気づき、それを補えるトリックルームに変えて、この4つとしました。もともとサイコキネシスを撃つことが少なかったので、これで困ることはあまりなかったです。
にものすごく強くて、2回攻撃してくるのでゴツゴツメットのダメージで相手のガルーラに最大HPの(1/6*2=)1/3入ります。この子に交代した際に
グロウパンチを撃たれても、この子を残して突破、最悪相打ちにできます。グロウパンチのない型なら、なおさらものすごく有利です。
は一応役割対象ですが、ちょうはつが必要です。しかし、ちょうはつされても、私は1回れいとうビームでをたくさん撃って(4回目だったかな?)こおらせて勝ったことがあるので諦めてはいけません。は火力がそこまで高くないので、れいとうビームを撃てる回数は多いです。
サイコキネシスをトリックルームに変えたのは正解で、いろいろなところで助かりました。例えば、対で、みがわり→この子トリックルームを決める→のぜったいれいどで倒される→の先手めいそう+ハイパーボイス(音技でみがわり無視)で倒せたりもしました。HP満タンの状態からみがわりめいそう型の
トリックルーム+どくどくで勝てたりもしました。またバトル終盤に、この子のHPが半分以下の時に相手のの攻撃を耐えてトリックルーム→無双で勝ちを取ろうとした試合もあったりなど(この試合は負けてしまいましたが…)、様々な場面で役に立ちました。ちょうはつで機能停止してしまうことは多くなってしまったのは残念ですが。
ニックネームはこの子の下3文字、安くて便利な100円ショップから「Seria」と名付けました。
特性 もうか→かたいツメ
性格 いじっぱり
実数値 171(140)-199(244)-131-**-105-136(124)
わざ フレアドライブ/げきりん/ニトロチャージ/つるぎのまい
つるぎのまいで受けループを倒したり、バトル終盤に削れた相手のポケモンに対してニトロチャージから全抜き*7を目指せるようニトチャ剣舞型で採用しました。調整はA143(よくあるABミミッキュ)のぽかぼかフレンドタイム+かげうちを確定耐え、C特化のサイコフィールドサイコキネシスを最高乱数切り耐え、Sは最速抜き
です。
わざは、高火力タイプ一致技のフレアドライブとげきりん、攻撃しながらSを上げられるニトロチャージ、さいごに受けループ、受けサイクルをまとめて倒すためのつるぎのまいの4つに決定しました。
上手くニトロチャージやつるぎのまいを決められて、相手のエースポケモンが行動する以前にこの子を展開*6できればものすごく強いです。しかし、今のレート対戦にはステルスロック持ちのポケモンが多くて、メガシンカ前だとステルスロックが最大HPの半分も入ってしまうので、この子を選出した試合はかなり窮屈な試合が多かったのかな、とは思います。私自身を使うのが下手で、もうちょっとうまく使って上げられたら最高レートも伸びたのかな、とは思います。
ほかの5体で重くなってしまったに強く、後出ししてくるにも、H228 B140振りの起点づくり型ならげきりんで高乱数2発です。しかし、C211(補正無し252振り)のエアスラッシュでほぼ確定2発で、最近はソーラービームを切ってエアスラッシュを覚えさせた型が多かったので、運がらみになってしまうな~とは思いました。
最近が増えていますが、この子で倒すときは、まずメガシンカせずにニトロチャージを撃ち、次もメガシンカせずにニトロチャージで倒すのがおすすめですが、相手のが物理型の場合は2ターン目にメガシンカしてもよいでしょう*8。メガシンカしてしまうと、相手が特殊型だった時にC192(補正無し252振り)のきあいだまで倒されてしまいますし、メガシンカせずにニトロチャージを撃つことで相手にこのリザードンがXなのかYなのか迷わせることができるからです。
ニックネームはオレンジ色の果物、アンズの英語名から「アプリコット」と名付けました。結局メガシンカして黒になってしまいますが、アプリコットの種も黒色で、メガシンカして中身が現れた、みたいな感じになってます。
ウォッシュロトム@ミズZ(NN スタードラム)
特性 ふゆう
性格 ひかえめ
実数値 157(252)-**-127-161(172)-127-117(84)
わざ 10まんボルト/ボルトチェンジ/ハイドロポンプ/おにび
強くて選出率も高かったウォッシュロトムちゃんです。HPは種族値が50と低いので極振り、Sは36振り抜き(HA,HB,HDランドロスのよくある調整ライン+1)、4振り抜きにしました。B=Dになってしまっていますが、ダウンロード調整をしたところで最近はおんがえし持ちのポリゴン2が増えており、ダウンロード調整が無駄になってしまう場面が多かったため、わざとDには努力値を振りませんでした。
わざは、相手にダメージを与えつつサイクルを回せるボルトチェンジ、
みがわり持ちや、ボルトチェンジでは倒せない読みでみずタイプのポケモンに撃てたりする10まんボルト、この子が覚える唯一のみず技のハイドロポンプ、最後に物理アタッカーを弱体化できるおにびとしました。
最初はこだわりスカーフを持たせていましたが、C特化でもハイドロポンプがH228 D140に50.0%の確率でしか倒せないとわかり、パーティにZ持ちがいなかったのもあって、を1発で倒せるようにミズZを持たせました。こちらのボルトチェンジ読みで繰り出してくるを1発で倒すことができたり、最近増えたにも、クチートのはたきおとすできのみを落としてからこの子のミズZで倒せたりもしました。ミズZのおかげで、みずわざを撃ちたいとき、1回だけですがハイドロポンプ(命中80)の外しを気にしなくてよかったな、と思います。また、おにびのおかげでにも強めでしたが、最近はしねんのずつきを覚えさせているがPGL統計で40%超えとかなり増えてしまったのが少し残念でした。しかし、自体はの後出しでもまぁどうにかなりますし、そもそもが選出されづらかったな、という印象です。
A特化のぽかぼかフレンドタイムを確定耐えするので、のつるぎのまいに合わせておにびを撃ち、次のZを耐えてボルトチェンジでばけのかわを壊して控えのに繋げる動きもできたりして強かったです。しかし、S4振りと同速勝負になってしまったこともあって、もうSに8努力値を振ればよかったな、なーんて思ったりもしています。
どんなパーティを組んでも重くなりやすいには、おにびでタスキを無効にして(+火力を減らして)、スーパーアクアトルネードで倒してしまうのがいいですが、相手もを引っ込めてくることが多いです。
ニックネームは「スタードラム」としました。お家の洗濯機の名前がStar Cristal Drumだったのが由来です。
・相手するのに辛かったポケモン
先にニトロチャージをされるだけで負けになりがちです。こちらのリザードンが遅いので、同士の対面になっても負けてしまいます。で対面で倒したり、相手のわざをげきりんで固定して*9、フェアリータイプであるで次のターンに倒してしまうのが安定でしょうか。
すなかき型ならまだいいですが、特性がかたやぶりですとパーティみんなにじしんが効いてしまいます。火力は低いのでで受けられはするのですが、つのドリルを当てられたり、どくどく持ちが多くて、相手するのはかなりきつかったです。実際、が選出された試合はほとんど負けていると思います。
よくタスキでステルスロックを撒いてきた後に繰り出してきた印象です。ステルスロックを撒かれた後ですと、止めにくいです。のサイコキネシスも確定2発なので、わるだくみ→りゅうせいぐんZで倒されてしまいます。うまーく他のポケモンでHPを減らして、のふいうちで倒すのがいいですかね。
最近すごく流行っていますが、のろいリサイクル型を前提に戦わないと勝てません。できのみをはたきおとすしたり、でどくどくを入れることでのろいリサイクル型はどうにか倒すことはできます。めんえき型であくび→じばくをしてきたり、ノーマルZを持っているのは知りませんね←
誰で相手してもかなりダメージを受けてしまいます。こだわりスカーフならで相手できますし、がきあいのタスキなどを持たせてステルスロックを撒く型で私がを選出してないときならまだいいのですが、つるぎのまい+げきりんZの型に当たってしまうとどうしようもできなかったです。にトリックルームを入れたことで少し良くなりました。
~パーティの6体を通して~
かなり使うのが難しい構築だったな、と思います。すばやさはなんとパーティ全体でのS種族値100、実数値にして136が最高という中速・鈍足パーティでありながら、以外では相手の攻撃を数値受けするのが難しいメンバーたちでした。
だから選出段階から相手にこのポケモンがいるからこのポケモンを選出する(ex.相手にがいるからで倒す)感じでどうしても後手に回りがちで、どうやって勝ちにいくか、という考えが思い浮かんでいませんでした。だから勝ちきれなかったのかな、と思いました。にトリックルームを覚えさせたことで、Sが低いというのが逆にアドバンテージとなったり、の選出回数を増やすことで選出も多少は前向きになれました。しかし最近のレート対戦の環境はといったSがかなり低いのにトリックルームを使わずとも強いポケモンたちが多かった気がします。これらのポケモンは私のパーティメンバーの誰よりも遅く、トリックルーム下では先手でやりたい放題されてしまうので、このわざの使いどころを見極めないと厳しいんだな、と思いました。
また、(いわ4倍)+(きあいのタスキが持ち物ランキング1位)の両方いるのが原因でステルスロックを撒かれやすいです。特にこのパーティを使うときは、きあいのタスキ持ちのがよく出てくるので注意してください。
~vs有名なパーティ~
vs
を倒せてきあいのタスキで1回は行動できるを初手に、控えにはやダストシュートのないに強い(時によっては)、を倒せるの選出が多かったです。
vs
この3体と対面した時に不利にならないを初手に、有利対面を作って一気に相手を崩せると、あと1体はその時によって変えていました。
vs
の攻撃を受けられるを初手に、に対面で勝てる可能性のあると、に強いの3体が多かったです。
QRパーティはこちら↓
Special Thanks!!~パーティ共有に協力してくれた3人~
・ひだりしたさん(Twitter ID : @hidarisita_poke)
・のあさん(Twitter ID : @noa_poke_xxx)
・サフィラさん(Twitter ID : @sfkei_pokemon)
S14は3ヶ月もあって、いつもよりも約30日長いシーズンでしたが、協力してもらってありがとうございました!!本当にうれしかったし、楽しかったです!!もともとは私とひだりしたさんとのあさんの3人でのパーティで🎀Triangle Voice🎀というパーティでやっていたのですが、うまく勝てず、私がサフィラさんにパーティ相談をしました。ここでひだりしたさんとのあさんから「サフィラさんも共有に入れようよ!!」と提案があり、サフィラさんを入れて4人で行うことにしました。ここで30くらいからまたパーティを組みなおして(100を完成として)、4人でこのパーティ()での共有を始めました。4人での大まかな役割分担(私から見て)を軽く話します。
サフィラさんは人事(というかポケ事?)担当で、を使うのにこだわってしまった私たち(というか私だけかもしれませんが…)の考えを一掃してくれて、新しいパーティメンバーをうまく決めてくれました。
のあさんは実戦担当でこの構築をよりたくさん、よりうまく使ってくれました。最高レートも私たち4人の中で一番上で、ポケモンバトルほんとに強くて、ものすご~く頼りになりました。
ひだりしたさんは4人の中で一番愛が強くて、どんな時でもこの子をパーティから離さない!!というほどです。私たちがこうして3ヶ月間共有で頑張ってこれたのも、ひだりしたさんのおかげだと思います。
私(レアリィ/さゆか)は理論担当でダメージ計算をしたりS調整を考えて、ポケモンごとの細かい調整を提案したり、あとはこんな構築記事を書くとかって感じです。まぁ構築記事を書いたのは私の自己満足なんですけどね笑。
私、最高レートが4人の中で一番低かったのに、いろいろ文句言ってごめんなさい…。
おわりに
ここまで読んでくださってありがとうございました。私は来期以降(シーズン15~17)、受験勉強に力を入れる→ポケモンがあまりできないから、このシーズン14で頑張んなきゃいけないってわかっていたのに、私の実力不足で、1725が最高レートとあまり高いレートに行けなかったのがものすごく悔しかったです。
あまり参考にならない記事だったかもしれませんが、私たち4人の努力を構築記事として結晶にして、その努力の結晶をこうして大勢の人が見てくれたことを私、いや私たち4人はとてもうれしく思います。
4人でいろいろ試行錯誤しながらできたパーティは使っていてものすごく楽しかったですし、他の方と一緒に同じパーティを使うっていうのが「きずな」ですかね、なにか深いものを手に入れられた気がします。パーティを共有している方が「全然勝てない…(´;ω;`)」と落ち込んでいた時も、「(私もこのパーティで負けが続くこともあるし)いっしょにがんばろ~!!」って同じパーティを共有してるからこその励ましあいがあったりとかもして、S14開始前に共有に誘ってほんとによかったです。これが私の第7世代最後のガチレーティングバトルとしてピッタリだったな、と思います。
そして、この構築記事を読んでいるあなたにもぜひ、他の方(リアルの友達でもインターネット上の関係でもいいから信頼できる人)数人と1からパーティを作って、それでガチ対戦してほしいと思います。1人でパーティを組んでバトルすることでは得られないことをたくさん学べると思いますよ。個人個人で得意な戦術は違うので、共有グループの中でいろいろ対立してしまうかもしれませんが、それを経てみんなが満足するようなパーティができると、仮にそこまで戦績が振るわなかったとしても、何かしらの達成感はあると思います。
最後に、今年の11月くらいに発売する(と思う)ポケットモンスターソード・シールドは受験勉強が終わったら始めるし、またポケモンのガチ対戦は続けていこうと思うので、そしたらまた是非、よろしくお願いしますね!!
あと、長ったらしい記事でごめんなさい…(気づいたら13000字超えてました)。
この記事になにかあればレアリィ/さゆか(Twitter ID:@Sykrarely_eevee)のところまでお願いします。
注釈
*1 特殊アタッカーにAのステータスはいらないからです。ここは個体値によって実数値が変わってしまうため、ここでは使わないステータスの実数値は載せません。
*2 トンボルチェンという、とんぼがえりとボルトチェンジを使ってうまく有利対面(自分のポケモンが、目の前の相手のポケモンを倒せる対面 ex. (有利)(不利) (有利)(不利) etc...)を作る戦術があります。とんぼがえりを無効化できるポケモンはいませんが、ボルトチェンジならじめんタイプなどで効果なしにできます。トンボルチェン戦術を対策するために、パーティに1体はでんき無効枠が欲しいところです。
*3 受けループとは、とにかく超耐久で相手の攻撃全てを数値で受けようとするパーティのことです。有名な組み合わせはなどです。相手の攻撃をタイプで受けようとするパーティは受けサイクルと呼ばれて、有名な組み合わせはやなどです。
*4 は特性かたやぶりで、の特性ふゆうを無視して効果バツグンのじしんを撃てたり、メガシンカすることででんきわざが4倍→2倍になって、HP満タンの状態からならの10まんボルトを耐えられるようになります。だからこちらにがいると、相手のをメガシンカさせやすいです。
*5 あくびやさいみんじゅつなど、相手のわざで「ねむり」状態になったときは起きるのが2~4ターン後で、それぞれのターンに起きる確率が1/3でいつ目を覚ますのかわからないのに対して、ねむるで自分から「ねむり」状態になると眠ってから必ず3ターン後に目を覚まします。
*6 先手で動けるようにして、全抜きや崩しの体制を整えることです。
*7 そのポケモンで、相手の残りのポケモン全員を先手で(1発で)倒せることを全抜きといいます。
*8 1回ニトロチャージをしたに、は次のターンに先制技を撃ってくることが多いです。特殊の先制技はしんくうはなので、半減で受けられるようにメガシンカしないままでいたほうが良いのですが、物理の先制技はバレットパンチまたはしんそくなので、メガシンカしてBを上げておいたほうが受けるダメージが減ります。
*9 相手がげきりんを撃った1ターン目でこちらのポケモンが倒された後、こちらがフェアリータイプのポケモンを出すことで、相手は次のターンはこちらに無効のげきりんしか撃てず(交換もできない)、こちらは1ターン自由な行動ができます。